読書感想文 友だちだからって言えますか 私は本書の表紙を見た時、ゲイの少年の話なのかなと思った。タイトル「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」には三つも色が入ってて、LGBTQのレインボーを連想させたからだ。 思い込みとは恐ろしいものだ。昔「進撃の巨人」が爆発的にヒットし... 2023.10.23 読書感想文
ぬるい話 人は「間」が恋しい 先日、成分献血をしに献血ルームに行った。成分献血とは、血液中の血漿や血小板のみを取り出す方法で、約一時間かかる。問診や献血後の安静も含めると、合計二時間くらいだ。結構時間かかんじゃん、と思われるかもしれないが、献血ルームの設備は充実している... 2023.10.15 ぬるい話
読書感想文 本当になりそうな怖い話 あらすじ 優秀な介護人キャシー・Hは「提供者」と呼ばれる人々の世話をしている。生まれ育った施設ヘームシャルの親友トミーやルースも提供者だった。キャシーは施設での奇妙な日々に思いをめぐらす。図画工作に力を入れた授業、毎週の健康診断、保護官と呼... 2023.10.15 読書感想文
読書感想文 冷たいメスと優しい嘘 あらすじ 雨野隆治は25歳、大学を卒業したばかりの研修医だ。新人医師の毎日は、何もできず何もわからず、上司や先輩に怒られてばかり。だが、患者さんは待ったなしで押し寄せる。初めての救急当直、初めての手術、初めてのお看取り。自分の無力さにうちの... 2023.10.07 読書感想文
読書感想文 努力を諦めれば、長々と諦められない。 本書では、桐島がバレー部を辞めたことで起こった変化が、部活やクラスの上下グル-プが全く違う5人の視点から語られる。 高校生は人生の岐路に立たされながら、部活、恋愛、友人関係で悩む。でも周りには何てことない顔をしている。しかし本当はモヤモヤが... 2023.10.01 読書感想文
読書感想文 10万キロのカロリー これほど快適に暮らせるようになったのに、なぜ多く人が精神的な不調を訴えているのだろうか。本書はその答えを探す本だ。 アンデシュ・ハンセン著 久山葉子訳 「ストレス脳」(2022)新潮新書 p9 ↑「ストレス脳」はそんな本です。 著者はスウェ... 2023.09.26 読書感想文
読書感想文 この熱量に、あなたは勝てるか。 この本に出会ったキミは、それだけで、読書することが楽しくなる。日々の生活も圧勝。そんなお話を出血大サービスしちゃう。読むだけで、キミがカッコよくなっちゃう本をつくっちゃった。カッコよくなりたいでしょ?だったら、ぼくの話を聞きたまえ。 齋藤孝... 2023.09.24 読書感想文
ぬるい話 いないいない・いる 僕の住んでいる部屋は北側にある。それは僕が太陽光を克服していない鬼だからではなく、運命の悪戯によるものだ。入居を申し込んだ時には既に、北側の部屋しか残っていなかった。 朝日を浴びる効果はいろいろとある。体内時計がリセットされる、夜の寝付きが... 2023.03.05 ぬるい話
エンタメ 【感想】すずめの戸締まり ※この記事はネタバレを含みます。 二学期が終わった翌日、「すずめの戸締まり」を観に行った。これでようやく、扉を開ける女子高生とロン毛のお兄さんが描かれたポスターが、防犯啓発以外の意味を持った。 「君の名は。」のような予想外の展開はなかったも... 2023.03.04 エンタメ
ぬるい話 むしゃむしゃプログラム2 前回の続きの話なので、先に「むしゃむしゃプログラム」を読むことをおすすめする。「むしゃむしゃプログラム2」だけでも話はわかるが、それは「トイ・ストーリー」をとばして「トイ・ストーリー2」を観るようなものだ。かく言う僕は、武者修行プログラムに... 2023.02.28 ぬるい話