あなたの夏のお悩みは?。ウエスト?ムダ毛?夏になると露出関連の悩みが増える。そしてヤツらも活発になる。そう、蚊だ。
最近の夜のこと。電気を消してさあ就寝。だんだんと意識が薄れていったその時・・・
プ~ン‥プンプ~~~~~~~ン
うるせえええええええええええ!
僕の安らかな入眠は、一匹の来訪者によって打ち破られた。孤独な夜に寄り添ってくれいるのかもしれないが、それならば爽やかな音色を奏でてほしいものだ。
一度横になったがゆえ、起き上がる気にも、電気をつける気にもなれず。プ~ンが聞こえた時に叩こうと奮闘するも当然倒せない。とうとう我慢できなくった。ベッドから這い上がり、電気をつける。蚊を倒し、再び就寝。
よし、これで寝られるぞ!深い息をつくと、チッチッチッチッチッと音が聞こえてきた。ステージがレベルアップし、次なる敵が飛来したのか?
幸い、それは秒針の音だった。僕は、筆箱サイズの時計を机の上に乗せている。普段は意識しないが、この時はハッキリと1秒1秒が刻まれている音がした。
おそらく、蚊の音に全集中した結果だろう。音柱・宇随天元もこうやって音の呼吸を習得したのかもしれない(これほどド地味な修行はなかなか無いと思うが)。
そんなことを考えていると、昔読んだ「超集中で人は変わる ~弱者を甲子園に導いたリーダーの能力を伸ばす最高の方法~ 」という本を思いだした。この本の著者は、強豪校ではなかった2チームを甲子園に導いた経歴がある。量ではなく、質にこだわった練習で生徒の能力を最大限に高めたのだ。例えば、
・ピッチャーにブラックボックス→指先の感覚が研ぎ澄まされる→カーブのスピン量アップ
・下駄を履いてノック→効率的な足運びがわかる&スパイクでやり直すとすごく簡単になる
などなど。上達した感覚を手に入れるのに、ひたすら練習する必要はない。道具や場所を変えることで、感覚を研ぎ澄ますことができる。テニスであれば、バッテイングセンターに行こう。サッカーであれば、裸足でやろう。バスケであれば、テニスボールを使ってみよう。工夫次第で、鬼滅の刃のキャラほどではなくとも、感覚を向上させることはできる。
これとは対照的に、日本の部活には、未だにスポ根練習が多いと思う。その根底にあるのは、「考えるのが面倒くさい」ではないだろうか。とにかく頑張ればいい。考える時間があったら身体を動かせ。
スポーツの話ではなくなるが、東大を目指す受験漫画・ドラゴン桜の12巻では、川を渡る思考実験で、東大生の考え方を解説していた。
目の前に”川”がある
ドラゴン桜12巻108限目より
川幅は約20m
流れは遅く、深さは最大で腰のやや下ぐらいまでだが
上流にも下流にも橋は見当たらない
向こう岸にどうしても渡りたい
さあ井野先生、どうする・・・?
普通は、靴を脱いで渡ると答えるだろう。僕も最初そう思った。しかしそれは、濡れずに渡る方法を探すのが面倒くさいからなのだ。一方東大生は、自力で渡って濡れるのが面倒くさいと考え、情報を集める。もう少し移動したら橋が見つかるのでは?近くに人が住んでいたら船に乗せてくれるのでは?など。
頭とは・・・自分の力を極力使わず楽をするために働かせるものだからな
ドラゴン桜12巻108限目より
受験勉強でさえ、とにかく勉強を始めようとする人で溢れている(僕もそうだった)。楽をするために頭を使えるスポーツチームなんてそうそうないだろう。一生懸命に練習する前に、練習方法も一生懸命考えよう。情報を沢山集めよう。工夫次第で、もっと早く、そして楽しく上達できる。
P.S.1
ビジネスマンや大学生でタイピングが悩みの方も多いと思います。ブラインドタッチを習得したいのであれば、目を閉じるのが効果的なのでは?と思ったのでやってみました。
タイプテスト対プレルと。これりゃんと打ててるこて?
(タイプテストタイプテスト。ちゃんと打ててるこれ?)
練習します。はい笑。
P.S.2
どんなに工夫したって、部活がだるくなる時もあるでしょう。そんな時に読んで欲しい記事がこちら
コメント